アッパーミドルカーとしてのメルセデスベンツ・Eクラス

 メルセデスベンツ・Eクラスは、世界のアッパーミドルカーを常にリードしてきたクルマです。正統派の4ドアセダンと、それをベースにしたステーションワゴンの2系統があります。いずれも世界中の自動車メーカーからベンチマークとされてきました。
 近年のメルセデスベンツは、視覚的にも装備的にもフレンドリーさを身につけています。現行のW211系もその路線を継承し、使い勝手の面でも大幅に進化して登場しました。

メルセデスベンツ・Eクラスの現行モデル

 メルセデスベンツ・Eクラスのコンセプトは、よりエレガントな様相を持つということです。また、2006年のマイナーチェンジ後は、フロントグリルを中心によりスポーティーな印象を強めています。
 2006年のマイナーチェンジでは、期待のクリーンディーゼルを登場させました。今回のハイライトは、3.0リッターV6ディーゼルエンジン搭載の「E320 CDI アバンギャルド」の投入です。このディーゼルは最高出力211ps、最大トルク55.1kgmと、5リッター級ガソリンエンジンに相当するハイパフォーマンスを発揮することができます。
 エクステリアは、フロントグリルとスポイラー部を立体的な造形にリファインしました。他にも、前後ランプ類の変更で被視認性を高めたり、ドアミラー形状の見直しにより視界向上と風切音の低減を図ることができました。
 また、安全面においては先進の安全コンセプト「PRO-SAFE」を導入、衝突時の乗員保護性能やブレーキ性能を向上させました。

メルセデスベンツ・Eクラスの歴史

 メルセデス・ベンツ Eクラスは、メルセデス・ベンツブランドで展開しているミドルサイズラグジュアリーセダン/ステーションワゴンです。
●初代 W124/S124(1985年-1995年)
●2代目 W210/S210(1995年-2002年)
●3代目 W211/S211(2002年- )
 他のほとんどの欧州車と同様に、毎年夏から秋にかけて、装備の充実化やエンジンの変更などに、大幅な変更が繰り返されています。
 メルセデスベンツには、様々な歴史がまといついています。欧米のメディアやマスコミにおいては、武器商人やビバリーヒルズの歯医者、セレブリティの所有車といった成金的なイメージとして表象されることも多くあります。日本でも暴力団や芸能、テレビ関係者、スポーツ選手等が好む車の代名詞として知られています。日本で販売されている車種の価格は、国産車で同じ排気量を持つ車種の1.5倍以上の価格設定になっています。

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